中間ストーリー11
〜平安京の世界〜

 

この宇宙のどこかに宝がじゃんじゃん掘れる惑星が存在していた。

その惑星、つまり世界のことだが、この世界には5人の息子を持つ一人のトレジャーハンターがおり

彼は世界一のトレジャーハンターと呼ばれていた。



しかし、彼は莫大な借金を抱えていた。

彼は何らかの原因で他界してしまい、借金は残された息子たちに押し付けられた。

残された息子たちは父が残した借金を返すために高く売れるというミレニアムスターを探すため旅に出たが

彼らはとあるお城の付近で大量の純金を発掘し、ミレニアムスターを売らずに借金返済することに成功した。



そして長い時が過ぎ・・・この世界も今回の事件の被害にあう事となる。

ここで5人兄弟の長男、正男が立ち上がる。

・・・というよりは正男がこの世界に戻ってきたといってもいいのだろうか。

”ほぼ全ての世界の正男が一人になっている”という設定なのでややこしい事が多数ある。



何はともあれ、この世界でもやるべきことをやらなければならないようだ。





*「兄さん、兄さん?」

聞き覚えのある声が聞こえた。

しかし回りは真っ暗で意識もはっきりとしていない。



気がつくと正男は自分の部屋にあるベッドの上で横になってた。

*「兄さん、朝だよ?」

声の主は正男の弟の中でも最もレギュラー的な存在浩二だった。

平安京の物語なので間違っても”邪悪な権力を持つ男の弟的存在”ではない。
※詳しくは第四章参照


正男と浩二は朝食を食べるために食卓へ向かった。

〜食卓〜

この世界の正男の弟は浩二のほかに後3人いるが、彼らの姿は見当たらない。
どうやら家に残っているのは正男と浩二だけのようだ。

浩二「兄さん・・・」

正男「ん、なんだ?」

浩二「なんかさ・・・最近すごく変な感じしない?」

変な感じ・・・?
まさかそれは世界が混ざり合ったことが関係しているのか
いや、それしかないだろう。今、この世界には不審な人物が入り込んでいるのだから。

正男「もしかしてそれは・・・」

浩二「世界が混ざり合ってるってことだよね」

正男「おまえ、何でそのことを知ってるんだ?」

ヨシキの声「それは全て俺から話させていただいた。」

正男「うわ、いきなり話に入ってくんなよ」

浩二「あ、一応いっておくけど僕にもヨシキの声聞こえるようになってるからね」


ヨシキの声「では本題に入る。←さっきと同じセリフ
        ここには光る球のNPD帝国軍がいるようだが、その他にも怪しいやつがいる。
        見たことのない黒幕っぽい人間がいたらおそらくそいつが世界混雑に関わっている人間だ。
        そいつが何かやらかしたら大変なことになるだろう。その前に奴を止めてくれ。」

正男&浩二「了解」


ここから本当の戦いが始まる。



♪Run and run and run
from 光闇世界

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