征服の諸侯 〜vsスザク〜

画像提供:ヨシキワールド、MASAO COLLECTION(閉鎖)


ストーリー

おいさとの戦闘機は浩二によって落とされた。
ビリビリビリ...

浩二「兄さん!おいさとを倒したよ!」

浩二に落され、戦闘機はズダボロになっており
その戦闘機に乗っているおいさとも墜落のショックにより今にも気絶しそうな状態であった。
そんな状態のなか、彼は浩二らにしゃべりかけてきた。

おいさと「く・・・貴様・・・なぜワシの戦闘機に・・・」
浩二「僕が成長してないとでも思ってたの?」
おいさと「まあ、ワシはこのザマじゃが・・・ワシはお前らに勝ったんじゃ」
ファイア「ハァ?おまえこの状況で何を言ってるんだ?」
おいさと「目の前にビルがあるじゃろ、そこの屋上には最終兵器がある」
一同「最終兵器!?」
浩二「確かここは・・・セントラルビルだったよね」


目の前にあるのは恐らくおいさとが本拠地にしてきたセントラルビル
メカ達に命令の電波を送りやすくするためだろうか
周りにある他のビルと比べても断然高く、まるでシティの中心核のようだった。


おいさと「さあ急げ・・・早くしないとこの街は奴に滅ぼされるぞ・・・w」



ヨシキの声「おいさとの言っていることは本当だ!
      このビルからは周りのおいさとのメカへと送られる電波反応が多数・・・
      恐らくメカへと送る指示の電波なのだろう。
      電波を送るプログラムが内蔵されているコンピュータがそのビルの何処かにある。
      そのプログラムを解除すれば全てのメカは停止するかもしれない。メカマニアの浩二なら出来るはずだ。」
浩二「わかった、やってみるよ」
浩二はビルの中へと入った。

ヨシキ「屋上も調べてみる。
    ・・・!!」

正男「どうした!」

ヨシキ「ビルの屋上からは危険な反応!
    急げ!奴はおいさとのメカなんかじゃない!!」

正男「何だと!?わかった」
ピッ

正男「有佐!ファイア!その他!今からこのビルの屋上へ向かう!俺についてこい!」

フーフー「うわー、なんかすっごい地味にまとめられてるよ・・・」
プチ「わたしとフーフーはひとつってことよ」
フーフー「はぁ、何か勘違いしてるようだけど・・・」

有佐「早く!」
ファイア「しろ!」

〜セントラルビル 屋上〜

正男「・・・何っ!?」
非常口の階段を上り、屋上へ続く扉を開いたとき
屋上のど真ん中には赤い髪の男が正男とは真逆の方を向いて立っていた。

???「あんたが・・・おいさとの宿敵とやらか」
その男はそう言うと正男のほうを振り向いた。

正男「朱雀・・・お前、朱雀だろ!?」
スザク「なぜ俺の名前を知っている?」
ヨシキの声「正男、そいつは昔"MASAO COLLECTION"の世界にいたおまえの知ってる"朱雀"ではない!」
正男「どういうことだ?」
ヨシキの声「こいつの詳細を調べてみたんだが、どうやらこいつの正体は
      おいさとの祖父が作った人造人間のようだ
正男「何だって!?」
ヨシキの声「恐らくその祖父が生きている頃、本物のスザク(朱雀)の遺伝子を
      実験生命体に組み込むことで今お前の目の前にいる"スザク"が完成したんだろう」
正男「でもそれだとおかしくないか?おいさとの祖父って世界混雑のずっと前に死んでるんだろ?
   朱雀の遺伝子なんか手に入れられるわけ・・・」
ヨシキの声「手に入れられたさ。奴の技術なら時空を越えるマシーンを作ることも可能だっただろうからな」
正男「俺らが生まれる前って・・・この世界はそんなに科学が発達してたのか」
ヨシキの声「ああ、だがおいさとの祖父が死んでからは徐々に科学力が退化していったようだな」
正男「進化なら分かるが・・・何で時代が進むと退化するんだ・・・」

スザク「何をごちゃごちゃやっている、お前は俺がぶっ殺す!」


スザク「話はおいさとから聞いた、正男、覚悟しろ・・・」
正男「望むところだ」


♪Premonition
Play Station「Final Fantasy [」より
from VGMusic

inserted by FC2 system