カッターⅣ「ｼﾞｼﾞｼﾞ...ｼﾞｼﾞｼﾞ......」
ファイア「よし、トドメだ！うりゃああああああああああ！！」
ファイアカップンはカッターから数メートル離れた場所から突進し出した。
正男「あいつ、頭突きする気だな？」
ドンッ!!
ファイアカップンの突進によりカッターⅣは飛ばされた。
しかし、不運なことに、飛ばされた方向は有紗のほうだった。
有紗「え・・・？」
浩二「有紗さん！危ない！！！」
バッシィィン！！！
なんと有紗はハリセンひとつで飛んできたカッターを跳ね返した。
ドーン！（カッター崩壊
一同「・・・・・・（唖然）」
有紗「フア～イアカップ～～ン！？（怒」
ファイア「ちょ・・・ちょっと待て！今のは事故だジコ!!!」
有紗「まあよいわ、今回はお前の言うとおり事故やし」
ファイア「お、有紗が許してくれた、めずらし～ｗ
いつもなら(♯゜д゜)←こんな顔してキレるのに
(♯゜д゜)←こんなカオして」
ﾌﾟﾁｯ
有紗「やっぱり気が変わった」
ファイア「はっはははははｗｗｗって・・・あ？今何か言ったか？」
有紗「お前はやっぱりバカやな（怒
このボケェェェェェェエエエエエエエエエエエ！！！（大激怒」
バシッ！！バシバシッ！！バシシッ！！！バシバシッ！！！
正男「なあ浩二、この世界のメインキャラって変人だよな」
浩二「今僕も同じことを・・・」
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有紗「兎に角！もうマッシュタウンはすぐそこなんだからさっさとアラマー博士んとこ行くぞ！」
ファイア「ああ」
正男（こいつら緊張感あんのか？つーか他にも仲間がいるってことはもしかしてそいつらも・・・）
～マッシュ王国のマッシュタウン～
有紗「ここにアラマー博士がおるんや」
正男「ああ、ここね・・・・・・って、ここ俺んちじゃん！！」
ファイア「何！？まじか・・・」
浩二「僕たちの家の地下室に僕の研究室があるんだけど、もしかしてアラマー博士はそこに？」
～まさおンちの中～
正男「うわー、ナッツかシー、久々だなーこの世界の俺んち」
～地下室 浩二のラボ～
???「待ってたぞ、ファイアカップン、有紗」
浩二「ア・アラマー博士！！お久しぶりです！」
アラマー「久しぶりだね。浩二君、正男君。」
身の回りには浩二の飛行機や電力装置など、その他実験に使うようなものがたくさん置いてあり
さらに壁には設計図のようなものも幾つか張ってある。
ちなみに今この部屋にいるのは正男達４人を含め
アラマー博士、フーフーカップン、プチカップンの系７名である。
念のためここでイメージを張っておくことにする。
左からアラマー博士、フーフーカップン（以下フーフー）、プチカップン（以下プチ）。
フーフー「へぇー、この人たちが正男と浩二か」
プチ「二人とも結構頼れそうじゃない」
アラマー「浩二君、勝手にキミのラボを使って本当にすまない。
じゃが今はどうしても君たちの力を借りたいのじゃ」
浩二「それはやはり・・・」
アラマー「うむ、おいさとのことじゃ」
正男「やっぱりな」
アラマー「それだけではない。いろいろと調べて見たんじゃが今、たくさんの世界が大変なことになっている。
ヨシキワールドの世界も・・・そして、他の世界も・・・」
正男「他の世界のことまで調べあげるなんて科学者のレベルも上がったものだな」
アラマー「いや、既に世界が混ざりかけてるからな」
正男「ところで、ここにいるメンバーってこれで全員なのか？」
有紗「まあ、とりあえず・・・てとこやな」
浩二「とりあえず・・・？」
有紗「ああ、以前はうちらのメンバーにもう一人、人間の男の子がおったんやけど
そいつは"もっと違う世界の宝も見つけ出したい"とか言って一人で旅立って行ったんや」
正男「へぇ、そうなのか。なんか三章あたりでそいつと会った気がするが」
浩二「それより今はおいさとを倒すことが先決でしょ」
アラマー「うむ、そうじゃった。では本題じゃ。おいさとは今、空中要塞を開発してるとの情報が入った。」
フーフー「空中要塞？」
アラマー「詳しいことはよくわからんが、今度は以前よりもっと恐ろしい寸法で攻撃してくると考えた方が良いじゃろう」
浩二「じゃあその空中要塞が発進する前にそれを止めなきゃいけないってことじゃない？」
アラマー「そういうことじゃ」
ファイア「おい、それじゃあマズいぞ・・・さっさとおいさとをとっ捕まえねえと」
正男「その空中要塞ってのはどこで開発してるのか分かるか？」
アラマー「すまないが、そこまでは分からんのじゃ
だから浩二君の飛行機に乗ってそれを調べてきて欲しい」
有紗「浩二の飛行機って、何人乗りなんや？」
浩二「最新型だと６人だね」
プチ「じゃあ正男と浩二と有紗と私とフーフーで行けるわね」
ファイア「おい！俺を抜かすんじゃねぇ！！」
正男「それで６人・・・だな」
浩二「よし、じゃあ急ごう！」
アラマー「うむ、気をつけて行くんじゃぞ」
正男達６人は隣の部屋にあるハッチへと向かった。
～一方、その頃～
レイド「成る程・・・こいつがこの世界の黒幕"おいさと"のメカか。実に興味深い」
正男達は飛行機を発進し、マッシュタウンを後にした。
しかし、おいさとの計画が実行されている事実など、知る由も無かった。
