燃やし尽くす怠惰 〜vsヘラルド〜
画像提供:光る球、IKYSTHEHOMEPAGE、A Cloudy Day
ストーリー
ξ:そろそろ天守閣につくな
源剛:一体火を付けた張本人ってどこに・・・
二人が火事になった城内を歩いていると、何やら話し声が聞こえてきた。
一方的に続いていた廊下だったが、そこにあった曲がり角。
話し声はその奥から聞こえてくるようだった。
源剛:何か話し声が聞こえないか・・・?
ξ:そうですね、そっと覗いてみましょう。
二人が見つからないように警戒しながら
曲がり角からそっと顔をだし、様子をうかがう。
すると二人は兵士を数人連れた青髪の男がいることに気が付いた。
その男はこちらには気づいていない様子だったが、何かと怪しげな会話をしていた。
???:チッ、これだけ探しても反逆者がいねえとはよォ・・・あの通報はガセなんじゃないのか?
兵士:ちょ・・・貴方そりゃあ、この城を放火しちゃあ反逆者だってとっくに逃げてるかもしれませんよヘラルド隊長。
もう少し気付かれないように穏便にやらないと・・・。
ヘラルド:てことは俺は面倒だから城焼いた結果面倒に面倒を重ねることになって逃げられて更に面倒くせぇ結果になって面倒が面倒ごとn....
ああああああああああああああもうやめだ!!元々腕怪我してるし戦う気なんかさらさらなかったからもう撤退だ!撤退!
兵士:ええっ!?
ヘラルド:もう帰って寝る。
兵士:ちょっと待って下さい!!どうして任務を放棄するんですか!
ヘラルド:戦うのはめんどくせえし生き残るのもめんどくせえしそれに死ぬのもめんどくせえからそりゃああ寝るに限るだろ!!??
兵士:寝るのもめんどくさいというのはないんですか・・・
ξ:って、突っ込むとこそこじゃねーだr...
源剛:(バカ!!見つかったらどうすんだ!!)
ヘラルド:おい、てめぇらここで何してる。俺たちは反逆者狩りに来ただけ。
お前らも巻き込まれたら面倒だからとっとと失せろよ。
源剛:ほら見つかっただろお前のせいで!!
ξ:いや、どうせ戦うんだからいいじゃないですかw
ヘラルド:ごちゃごちゃうるさいな・・・テメェらのコントなんざ聴いてるヒマはねぇんだy
源剛&ξ:人のこと言ってらんねえwww
〜〜
源剛:それより、貴様はなぜこんな馬鹿げたマネを?
なぜわざわざ歴史物を破壊する必要がある?
ヘラルド:歴史物…?あぁ…これは歴史物だったのか。面倒だからよく確認しなかったぜ・・・。
だが反逆者を探すのが面倒だからここを燃やしただけのことだw
源剛:まさか…それだけのためにここを燃やしたというのか?
ヘラルド:手間が省けるに越したことはないだろう?
普通ならこんな大きな城を捜査するのは相当時間食うからな
ξ:気に入らないな・・・その反逆者ってのが誰の事なのか知らないが
その為だけに建物を燃やすなんて・・・軍人として・・・いや、人としてどうかしてる!!
ヘラルド:そうだ!!お前ら代わりに反逆者探してくれよw 面倒だから。
ξ:てめぇ・・・ふざけるな!!
自分の屁理屈のためだけに人間を犠牲にして、許されるとでも思っているのか?
源剛:(おかしな空気だと思いきやいきなりシリアスになりやがった・・・これが他サイトの温度差というやつか・・・)
源剛:それより反逆者ってのは誰なんだ?
ヘラルド:おお!協力してくれるのか!だったら歓迎だ。ほらよっ!!(4枚の紙を渡す
源剛:ん・・・(受け取る
ヘラルドから渡されたペラペラの紙、まずは1枚目を確認。
まず最初に目に入ったのは紙の中心にでかく写った正男の顔だった。
その上にはなんと、WANTEDの文字が・・・。
源剛とξはその写真を見て唖然としていた。
まさかと思い、2枚目、3枚目とめくってみていくと・・・
まさに予想通りだった。
浩二、ザトシ、クリス・・・・・・反逆者とはこの4人だったのだ。
ヘラルド:ん?どうした?ほらさっさと協力してくれよめんどくさい・・・。
賞金とやらは独り占めしていいからさ。
源剛:・・・悪い、事情が変わった。やっぱりアンタらには協力できない。
ヘラルド:チッ、せっかく楽できると思ったのによ・・・
ξ:ああ、いずれにしても城に火を付けるような奴に付くつもりはないしな。
あと、独り占めじゃなくて二人占めな。
源剛:んなことはどうでもいいんだよww
源剛:とにかくξ、ここは俺に任せろ。それにもしここに無関係者がいたら大変だ。
もしいたらだが、その人たちを救出してほしい。
ξ:分かりました。
〜〜
ヘラルド:久しぶりだな…、アイツ以外と戦うのは。
源剛:アイツ?
ヘラルド:お前には関係ねぇよ。俺たちの邪魔をするというのなら即効で消えてもらう。あぁめんどくせぇ・・・。
源剛:いいだろう。必ずお前達の計画を打ち砕いてやる!
♪Sacred Sacrifice
from soleil-musique