人造殺戮歩行兵器"ゼクター・ド・ベイル"
画像提供:光る球、IKYSTHEHOMEPAGE、A Cloudy Day
ストーリー
バルキス:まずい!乱入者だ!!
正男:何!?
ヴァック:貴様ら以外にもこの工場に来た者がいるというのか?そんな馬鹿な…。
3人は周りに無数あるベルトコンベアの中、いくつか頭上のベルトコンベアに流れながら
この工場の最深部へとやってきた者がいることに気が付いた。
そこにいたのは巨大なカッターナイフを持った男と、訳3,4メートル程のロボットのような機械だった。
男の方はレックスだ。レックスと一緒にいるということは恐らくあの機械はZECTのものだろう。
正男:レックス!!それに何だ・・・あの巨人は・・・?
レックス:よぉ、裏切り者。
バルキス:貴様、なぜここに・・・!!
レックス:ゼイター様の命令でな。まずはWRACから潰すとここまで来た。
ヴァック:馬鹿が…貴様とそのロボットだけでどうやって我々WRACを潰す気だ?w
・・・いや、待てよ・・・?
3人はしばらく気付いていなかった様子だったが、やがて3人はある事実に気が付く。
そもそも出口側からベルトコンベアの流れに乗りながら最深部まで来るというのはおかしい。
なにしろベルトコンベアは最深部から出入口側に向かってスクロールしていたはず・・・
それなのにレックスはベルトコンベアの流れに乗って外側からここまで来た・・・
つまり、いつの間にかベルトコンベアは逆流していたのだ。
レックス:おや気付いたか?w 我々ZECTは科学にも優れてるんでね。
ちとベルトコンベアは改造させて貰った。
逆流することで機械兵が製造され、外に出ることはなくなる。
それに関しては正直助かった気もするが、敵が増えてしまったというのも事実だ。
レックス:ちなみにだが、ついでにこの工場の自爆装置も作動させておいたぜww
もうしばらくしたらタイマー作動するようにセットしておいた。命が惜しければ早くそいつを倒して外に出るこったw
正男:そんな・・・
ヴァック:どうやら貴様らZECTを甘く見ていたようだな…
まあいい、私は部下と共に脱出させて貰う。
レックス:そうはさせんぞw 行け!ゼクター・ド・ベイル!!
正男:ベイル・・・?てことは、まさかあれは、人工的に作られたベイル型メカなのか?
レックスが声を掛けると人工ベイルはベルトコンベアからこちらまで跳び降りてきた。
堅くてデカいロボットなのに飛躍力はざっと2,3mくらいだろうか。
ベルトコンベアから更に2,3m高いという高さから落下し
予想通り地響きの音とともにすごい衝撃だった。
レックス:左様。しかもこいつには体力というものが無限大に供えられている。
つまり貴様らがこの新型兵器に始末されるのも時間の問題ってわけだw
人工ベイルは左手の銃を構える。そして・・・
レックス:ベイルの力を解放だ!!
だが・・・
ズバァァン!!
正男:な・なんだ・・・?
レックス:なっ・・・!
人工ベイルの体内から軽い爆発音がしたような気がした。
どうやらベイルの力に耐え切れず、動力炉が一部破損したようだ。
人工ベイル:お前ら全員、コロス!!
すると人工ベイルはデタラメな動きを始め、暴れるように正男達に襲い掛かる。
動きからすると敵と味方の区別すらしなさそうだ。
レックス:敵と味方の区別が出来なくなったようだな…だがこれはこれで面白いじゃないかw
俺はこの奥の非常口から逃げさせて貰うぜw
レックスは去った。
バルキス:あやつめ・・・!!
ヴァック:止むを得ん…ここが自爆する前に私らもここから脱出するとしよう。
貴様らはせいぜい苦しみながらそこの巨人と戦うことだなww
バルキス:貴様まで逃げるのか!
バルキスが追いかけようとしながら声を掛けるがヴァックは振り向くことなくそのまま工場の奥の方へと去っていく…。
正男:追うな!まずはこのロボットが先だ!
バルキス:そうだな…
バルキスも追うのをやめ、正男と共にまずは目の前の殺戮兵器を壊すことにした。
正男&バルキス:……行くぞっ!!
技は4種類(飛び道具の発動元が違うバージョン等は除く)。 ロックオングレネード発動後、ボスが黒くなるのでその際に踏むことが可能。 5回踏めばクリアできます。 ちなみにボスのHPが減るごとにロックオンの仕様が変わっていくので注意しよう。
♪Final Boss: Ivan Ooze
SNES 『Mighty Morphin Power Rangers: the Movie』より
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