中間ストーリー32
〜サボる球〜
 (2/3)



クリス:でも、何か妙ね…。


正男:何がだ?


クリス:そもそもどうしてZECTに魔力を持つ人間がいるのかしら


正男:…そこが最大の疑問なんだよな…


ザトシ:バルキス…あいつも見たことないし、一体何者なんだ…?


澳門:でもさっきのあいつの技、どっかで見たことあるような…。


ザトシ:本当に謎だらけだな


澳門:そういえば、浩二兄さんがいないようだけど、一緒じゃなかったの?


正男:行方不明だ


澳門:行方不明って…


正男:それは後でレーダー探知してみよう。
    それよりお前はどうしてここにいたんだ?


澳門:レーダーが鳴ったんだよ。この近くに基地があるんだが
    一人しかいなかったから、俺が行くっつって出てきた。


正男:澳門。早速で悪いんだが、阻止軍の基地に案内してくれ。


澳門:言われなくてもw


歩くこと10分。
着いた。

正男達は中に入った。


正男:ナレーションそれだけかよw



〜ライトテフォール〜


澳門:ただいま戻ったぞ、源剛さん。そこに偶然兄さん達もいたから連れてきた。


???(源剛):ごくろうだったな。浩二がいないようだが


正男:その事なんだが、浩二がどこにいるのか、調べてみてほしい。


源剛:逸れたのか?一体外に出ている間に何があった?


ザトシ:まあ、いろいろと…((


クリス:それより源剛さん。ZECTって知ってる?


???:ZECTってあれだろ?宇宙生命体・ワームに対抗するために人類が結成したという…


ザトシ:仮面ラ○ダーカブトのZECTじゃねえぞw


???:(○A○)


源剛:いきなり出てくるな、ゼイラ。


ゼイラ(???):orz








〜会議室〜


源剛:正男達よ。浩二を探す前に確認しておきたい。
    お前たちはもう知っているか?WARC本拠地のこと…


正男:何かあったのか?


WRAC
それはWorld Ruin Army Corpsの略で、世界破滅を目論む軍隊である。
昔、蔭悪団と名乗っていた軍隊がそれだ。

暫く彼らの行動を見ていなかったが今、彼らはどうしているのだろう。
正男達はそれを不思議に思っていた。


源剛:WRACの本拠地が、爆破されたそうだ。


ザトシ:え?


クリス:どういうこと?


源剛:どうして本拠地が爆破されたのかは分かっていない。
    恐らく、そのZECTとやらの仕業ではないかという話も出ている。


ザトシ:マジかよ…ZECTってそんな力あるのかよ…怖。


源剛:それだけじゃない。奴らは元々魔力なんて一切持っていない。
     にも関わらずWRACと肩を並べる程の実力があるということだ。一筋縄ではいかないだろう。





正男:そういや、WRACの本拠が爆破されて、そのメンバーやヴァックとかはどうなったんだ?


源剛:それが分からんのだ…


クリス:とりあえず、今事件は起こってないみたいだし、浩二を探すことが先決ね。


源剛:そうだな…


こうして破壊阻止軍は浩二の行方を捜すため
モニターをフル活動し捜査することとなった。


次へ





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