中間ストーリー40
〜混雑はつづく〜 (2/3)
読まないでください(((
レニウス「あー、安心したら腹減ったー」
ディレイル「ちょ、何だこの空気の変わりようは・・・」
ライ「ルドアがどこにいるのか現時点では分かりませんし、食堂で食事を済ませてからでも大丈夫でしょう。」
ミハリア「あ、それだったら私が料理つくるわ!」
ディレイル・レニウス・ヨシキ「え・・・?」
ミハリアが料理を作るといった瞬間、珍しくヨシキが戸惑った顔をする。
ハル「おー、それは楽しみじゃな!ワシらも何か手伝おうか?」
しかし、何も知らないハルは未知のものに関心を抱くように食いついてきた。
ミハリア「いや、ここは私に任せて!こう見えて料理には自信あるんだから!」
ミハリアは指令室から出て行き、個人で使える厨房へと走って行った。
ディレイル「マジかよ・・・。」
レニウス「((((;゚Д゚))))ええええええええええ!?!?!?ちょっとまずいって!!!」
ハル「ん?どうした?みんな顔が怖いぞ?」
ディレイル「お・お前、ミハリアの料理食べたことないのか!?」
ハル「ないぞ?だから奴の手料理を食べるのは楽しみなのじゃ!」
ヨシキ「ちょっと俺はトイレに・・・」
ディレイル「待ちな」
ガシッ!!
僅かに汗ばんでいたヨシキが退室しようとするとディレイルがヨシキの右肩を鷲掴みにする。
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10分後・・・
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指令室のテーブルには料理が4皿出された。
カレーライスだった。
ミハリア「さあ、出来たわ♪」
ミハリアは悪意のない純粋な笑顔を浮かべながらお皿を並べていく。
ハル「おお!!これは"かれえらいす"か!」
ディレイル(ヤベェぞ・・・このままじゃ俺ら全員あの世行きに・・・)
ミハリア以外の4人は席に着いた。
そんな中、ディレイルとレニウス、ヨシキの3人はなかなか手を動かせずに俯いていた。
ハル「どうした?食べないのか?」
ヨシキ「あ・あぁ・・・食べるさ・・・」
ヨシキはそっと、恐る恐るカレーライスを口に運んだ・・・。
ヨシキ「*o_ _)oバタッ」
レニウス「うわあああああああ!!!
ヨシキが一口食べただけで逝ったああああああああああ!!!」
ミハリア「どうしたのかしら・・・、食事中なのに急に寝ちゃって、意外と行儀悪いのね」
レニウス・ディレイル((;゚ー゚)違う・・・絶対違う・・・!!)
ライ「(料理を食べながら)ディレイルもレニウスもバカですね、こんなに美味しいのに・・・。」
レニウス・ディレイル(あいつ味覚音痴か・・・!!)
ハル「うむ!なかなかじゃな!こんなの食べるのは初めてじゃ」
レニウス「そういればハルって和国出身であんまりいい食べ物に巡り合えなかったんだよな。」
ハル「そうなんじゃよ。だから手料理というものをロクに食べたことが無くてな・・・。」
レニウス(だからハルの味覚は特別なんだな。ミハリアの料理でも不味くは感じないってことか・・・)
ミハリア「どうしたの?さあ、早くお食べ・・・?」
普段は普通の優しい女性だが、この時だけはミハリアの顔が
化け物とかが人間を襲うことで快感お覚えるような悪い微笑みに見えた・・・。
レニウスにはそう見えたのだ。もちろんディレイルにも・・・
ディレイル「勘弁してくれ・・・」
レニウス「い・・・
いやああああああああああああああああああ!!!」
ニュクス「うるさいぞフォーク野郎」
レニウス「(((
;゚д゚)))フォ、フォーク・・・?」
ミハリア「ニュ、ニュクスさん!?」
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♪『Miles Edgeworth: Ace Attorney Investigations 2』より
from Hamienet