北方の使者(1) 〜vsイーグルアイ〜

画像提供:悪魔の修羅場Super Masao Empire


ストーリー

〜地球防衛軍 基地前〜

イーグルアイ「付いたぞ」

ホトケ丸「正男と浩二はこの中か
     しかし、その他にも防衛軍とやらの幹部がいるんやろ。そいつらが邪魔やな」

イーグルアイ「ならいい考えがある。ホトケ丸・・・(耳打ちをする」

ホトケ丸「・・・よし、わこうた。」

イーグルアイ「よし、じゃあ二手に分かれるぞ」

ホトケ丸「ああ」


〜地球防衛軍 基地〜


兵士1「報告!防衛軍基地の敷地内に不振な男が入り込んだとのことです!」

正男「何?その男は一人なのか?」

兵士1「はい、そのようです。」

正男「・・・」

正男はインターホンに近づきマイクに口を当て、訪問してきた男に問う。

正男「何の用だ」

???「正男という奴を保護しに来たんだが、ここにいるか?」

正男&浩二「!!」

マッド「知り合い・・・ですか?」

正男「いや・・・・・・見かけない顔だ」

浩二「うん・・・でも、WPSの人かな?」

正男「分からん」

浩二「でも、一応兄さんがここにいる事は隠したほうがいいかもね。
    ヨシキの仲間なら事前に連絡が来るはずだから。」

正男「だとするとザトシ達を担当しているとかいう東方司令部の奴か?」

浩二「分かんない。でも、そうでないとしたら今ここに来ている人はオトリか何かかもしれない。
   仲間はまだどこかにいるかもしれないよ。」

正男「わかった。俺がそいつを調べてこよう・・・」

正男は男がやってきた方向とは真逆の方向にある裏エントランスから基地を出た。

〜基地 エントランス〜

浩二「生憎兄さんは留守でして」

???「なら貴様でも構わん、弟君」

浩二は語尾の単語を聞いて動揺した。

浩二「弟・・・?どうしてそれを?」

???「俺はWPS北方司令部の幹部だからだ。貴様を保護しに来たんだよ。浩二…
    ちょいと邪魔するぞ」

男は基地のエントランスへと足を踏み入れる。

浩二「貴方は一体・・・」

その周りでは浩二の仲間が見ていた。

???「俺はWPS北方司令部幹部の一人、イーグルアイだ。」

浩二「北方司令部・・・聞いて無いね
   もしかして不謹慎な保護なんじゃないの?」

イーグルアイ「その様子だと、動向せず我々に背くということだな?」

浩二「・・・」

イーグルアイ「いいだろう・・・
       ヴァイオニック・プレス!!

イーグルアイがそう唱えた直後、 ほんの一瞬、突風が走った。
その後、浩二はある異変に気付いた。

浩二(何だこれ・・・身動きがとりにくい・・・
     それにこの頭痛・・・一体これは…?
     今の現象からしてこいつの属性は多分風だろうけど、何かがおかしい・・・。)

何かにとりつかれたかのように身動きがとりにくくなったと同時に
水俣病のような頭痛が生じた。一体イーグルアイは何を起こしたのだろうか。

この症状が起こっているのは浩二だけではない。
周りの仲間もみんなそうだ。

マッド「何だ・・・?この頭痛は・・・。」

アーサー「頭が・・・痛い・・・」

イーグルアイ「これが俺の力だw
         力ずくでも貴様を保護してやる。手加減はしないぞ」

浩二「そうはさせない!こっちこそ手加減はしないよ!
    皆は下がってて!!」


♪果てしなき闘い
from 銀の混沌

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