ジェネラルブラウン 〜vs牙鬼大将〜

画像提供:正男送電線


ストーリー


途中で出くわした敵と戦う浩二の頼みで先へと進み
大迷宮で固定された異次元ゲートを越えてダークロックマウンテンの奥地まで辿り着いたレニウス。
そこへ牙鬼と思われる猿人が数匹、レニウスのもとへ寄ってきた・・・。


牙鬼1「うお!?キミはだれだ?」


牙鬼2「だれだ!」


レニウス「お前たちが牙鬼か?少しお前たちに話したいことがあるんだが」


牙鬼3「大事な話があるなら、リーダーのところへ案内しよう!」


レニウス「リーダー・・・?」




──レニウスは一瞬で察した。



ヨシキの話によれば、リーダーと呼ばれる牙鬼大将は殺されているとのことだ。
にも関わらずリーダーと呼ばれる存在がいるということはつまり、二代目牙鬼大将ということか。

大時空軍に洗脳されている可能性も考えたが
彼らに表情があるところを考えると、その可能性は低そうだ。





牙鬼3「リーダー!リーダーに話があるという人を連れてきました!」


牙鬼たちに案内され、やがて辿り着いたその場所には光のオーラを纏っている
どこか他の牙鬼とは違う牙鬼がレニウスを迎えた。




牙鬼大将
正男送電線




牙鬼大将「お前は、誰だ?」



レニウス「WPSという組織で幹部をやっているレニウスだ。
       実は牙鬼たちに頼みがある。俺たちと一緒に戦ってほしい!」



牙鬼大将「だぶるぴーえす・・・?誰だか知らんが、先代の大将が殺されて
       今俺たち牙鬼は大変なんだ。悪いけど、お前たちに力を貸すのは、今の俺たちにはできない。」


先程ヨシキが言ってた情報の通りだ。
かつてのリーダーが殺されてしまったので、残された者たちが自分たちで物事を決めて生きていかなければならない。
しかし、知性に欠ける彼ら牙鬼がリーダーを失い、その大きな悲しみや戸惑いなどという、大きな苦悩を乗り越えるには相当時間がかかるだろう。
そんな状況でよそ者に力を貸すのが難しいというのは、当然のことだった。





レニウス「じゃあ、考え方を変えよう。俺たちがお前たちの力になる。」



牙鬼大将「へ?」



レニウス「今、正男界全体が揺らいでる。誰がここを襲ってきてもおかしくないんだ。
       だから、敵が襲ってきたときには俺たちが力になるよ。」


牙鬼大将「わかったよ。そこまで言うなら、俺たちも力を貸すよ。」


レニウス「ありがとな。助かる。」


牙鬼7「おともだちがふえたー!」


牙鬼大将「さぁて、お友達が増えたところで、遊んでもらおうかね?」


レニウス「は?遊ぶ!?・・・はっ」


と、レニウスはふと、ヨシキの言葉を思い出した。



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ヨシキ『いいか、もうひとつ注意点がある。
     彼らは初めて会った人を悪い人と判断したら殺す覚悟で襲ってくるが、良い人と判断した場合も遊びとして戦いを仕掛けてくる。
     まあこの場合、軽い運動みたいな感覚なんだろうがな。』



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思い出した・・・




奴らは決して悪気があってやるわけではないが、どういうわけか戦いそのものを遊びとして認識しているらしい。




牙鬼大将「悪く思うなよ?w
       遊ぶと言ってもちょっと戦いごっこをするだけw力を貸すお礼に俺たちを遊ばせてくれよ?(気で光の剣を作り出す」


レニウス「仕方がない・・・少しだけだぞ!」


牙鬼大将「お前たちもいくぞ!」


牙鬼たち「おー!!!」


♪Thrust
from 3104式

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