歪んだ幻影
画像提供:正男の集い場(閉鎖)/Super Masao Empire
ストーリー
〜WPS中央司令部〜
正男「さっきレニウスは中立的な立場にいる奴を先に味方につけた方が得策だと言っていたな。
その中に”敵に回る可能性”のある奴といったら、どんな奴が居るんだ?」
ヨシキ「その条件に一致する奴らが居る。”ダガー5兄弟”はご存知か?」
正男「いや…初めてきくな。」
ヨシキ「ダガー5兄弟はその名の通り5人兄弟だ。
奴隷にすることを目論むIGE帝国軍の戦士としてかつては動いていたが、皇帝の命令により行われた理不尽な死刑囚狩りという任務の最中
ターゲットたちによる返り討ちに遇い、四男のマーキュリーが死亡。
それをある男から聞かされた次男のウラノスが戦意喪失状態となってしまったのだ。」
正男「それって思いっきり悪人側じゃないか…そんな奴を味方に付ける必要があるのか?」
ヨシキ「だが、ある男がそこで、皇帝を狂信していたウラノスを説得したんだ。『何も考えずに皇帝を狂信するのは危険だ』とな。
その後ウラノスの行方が分かっていなかったが、まだ皇帝を信じてしまっている可能性もある。」
正男「なるほど、それで説得して仲間にしろと」
ヨシキ「頼めるか?」
正男「分かった。引き受けよう。」
ヨシキ「では頼む。場所は…」
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ヨシキの生命反応を辿ってやってきたのは廃墟だった。
皇帝ダリウスの裏切りの話を聞かされ、ウラノスが末っ子の妹と共に帝国の敷地から逃げてきたという話だが
彼らから身を隠すことを考えればこういった場所に身をひそめるのは自然なことだ。
正男、ハル「!!」
何者かの気配を感じる。
それがウラノス本人かどうかは分からないが、ヨシキの話によればこの近くにウラノスが居るはずだ。
しかし、正男とハルはこの気配が殺気であることに一瞬で気付いた。
ウラノスが警戒しているのだろうか。
殺気の威力は人並みではない。
正男「あいつは…」
マーキュリー 正男の集い場 |
ハル「マーキュリー…?」
ダガー5兄弟の四男で、幻属性の使い手。彼の魔力は5兄弟の中で最も優れているらしい。
正男もハルも、ヨシキの説明を聞いていたとき、モニター写真で一通りダガー5兄弟の顔は確認している。
しかし、ヨシキの話によればそこに居るマーキュリーは既に死んでいるはずだ。なぜここに…?
正男「お前…誰だ…?」
殺気を放ちながら徐々に近付いてくるマーキュリーを睨みながら質問する正男。
マーキュリー「ダガー5兄弟の四男、マーキュリーだ。お前らWPSは今、大時空軍を倒す仲間を集めているんだってな。」
ハル「何っ…我々の計画が既に知られているということは、まさか…!」
マーキュリー「俺は既に大時空軍の首相ルドア様に忠誠を誓い、WPSを徹底的に潰すことにした。
そうすれば俺は大手柄だ!!!何しろ我が皇帝ダリウス様も大時空軍に加入しているのだからな!!」
…?
おかしい、明らかに情報と違いすぎる。
我々の計画を嗅ぎ付けて、俺たちを勘違いさせようとしているのか?
それに、マーキュリーが一人でここに居るというのも妙だ。
正男「いずれにせよ、やるしかないか…」
正男が剣を構え、同時にマーキュリーも紫の刃が付いた槍を構えた。
マーキュリー「貴様らを殺す!覚悟しろ!」
[通常技「ヴァイオレット・デストロイ」→ワープ]を2回。 ↓ ランダム弱技 ↓ ランダム移動技 ↓ ランダム弱技 ↓ ランダム強技 ↓ ランダム移動技 の繰り返し。 踏めるのは槍を手に持っていない状態で足が地に着いているとき。 「しまった・・・槍を再び召喚せねば!」というセリフが出るので恐らく踏むタイミングは分かると思うが、 それに気づいてから踏みに行くのは間に合わないので、やはり攻撃パターンを覚える必要がある。 ちなみに、弱い技は4種類、移動技は2種類、強技も2種類の中からランダムで選ばれる。 HPは3で、比較的さけやすい技が多いので難易度はそれほど高くはない。
♪Dimension Boundary
from 3104式