サイバーテクニシャン 〜vs高男〜

画像提供:創造都市/IKYSTHEHOMEPAGE/SUPER DIAMOND SMASH


ストーリー

ザトシ「なんか建物が見えてきたぞ!…それにしても、こんな茨の道に建物を建てるなんて、どういう神経してるんだ…?」

ディレイル「世界融合の影響で建物自体がここに転送されたんだろうな。多分本当はちゃんとしたところに建てられてるんだろ。」


茨の道を超え、研究所らしき建物が近くなるにつれて安全な足場も増えてきた。
そんな中…


???「君達、ここから先は立ち入り禁止だから引き返すんだ」


1人の青年が2人の前に姿を現し、スタンガンを突き出してきた。

ザトシ「なんだお前は?」

???「俺は高男,技術関連会社に勤めている。 しかし,この騒乱が起きている今,
   得体の知れない敵に技術を渡らせないように,ここで見張りとして立っている。」

ディレイル「つーことは、ボトム研究所の研究員か?
       にしては、随分と物騒なモノを持っているようだが」

高男「そっちも結構な数の武器をお持ちでは?」

ディレイル「よく分かったな」

高男「危険を顧みず此処まで来れるなら,誰でも分かる事さ」

ザトシ「待ってくれ。俺たちは話をしに来ただけだ。所長のデルタに会わせてくれないか?」

高男「残念だけど本人は今不在でね,それまでの間は研究所から外部から誰にも招かない様,お願い受けているんだ。
    申し訳ないが,その要望は取り下げなければならない。」

ザトシ「なら、奴と連絡は取れないのか?どうしても奴の力が必要なんだ!」

高男「君はデルタと知り合いなのかい?」


この言葉を聞いたザトシは返答に困った。
知り合いだった気もするし、そうでなかった気もした。
だが、はっきりしない以上、知り合いだと頷くことは出来ない。


そう考えたザトシは…


ザトシ「……いや…。」


首を横に振るしかなかった。


高男「…何処かでデルタの事を知ったみたいだな」

ザトシ「それでも,俺達はこの先へ進まなければならないんだ!頼む…,全世界の未来が掛かっているんだ!」

高男「君達の気持ちは分かるが,そうすると俺と戦わなければならなくなる。 
    俺はこう見えても,前に数え切れない程の強力なロボットを素手で壊しているんだ。それでもいいかい?」

ザトシ「分かった。なら、本気で行くぞ!」

ディレイル「ザトシ、辛くなったら何時でも俺と代われ。無茶はすんなよ。」

ザトシ「おう、その時は頼むぜ」

高男「( 交渉決裂か…。 仕方ない,技術を守る立場として御手合わせをするか )」


♪負けるものか! #2
from FREEDOM HOUSE 2nd

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