ネオ・セキガハラの世界 〜突入〜

画像提供:正男の集い場/正男コントロールセンター/光る球


ストーリー


ザトシ「なあ、みんな・・・あのマスターとかいう奴の話、分かったか?」


宮殿のある世界を後にし、"約束の地"と呼ばれる世界にやってきたレギュラー4人。
凹凸の激しい渓谷にやってきたようだが
辺りは霧で覆われており、状況は分からない。
そんな中、とりあえず進む他あるまいと、警戒してゆっくり歩きながら4人は話し合っていた。


時空の覇者について説明を受けた4人だったが
マスターもまたヨシキと同じように時空の覇者の正体の説しか話していなかった。


クリス「まあ、言ってることは分かったけど・・・
     やっぱり時空の覇者とかっていうのに関してはイマイチ分からなかったわ」


ザトシ「だよなぁ・・・」


浩二「そもそも実在するかどうかも分からないような感じだし、今は世界混雑とルドアの方が重要じゃない?」


正男「だな。何にせよ、ルドア達を止めないことには始まらないしな。」



と、その時だった・・・



ようやく霧が晴れて見えてきた景色。

ぱっと見ると、人間とペットモン軍の両陣営が入り乱れる敵で溢れていた。
いや、まだ両者とも敵と決まったわけではないのだが・・・


正男「な・何なんだこれは・・・」


しかしよく見ると人間たちが戦っているペットモンには色が付いてなかった。

白黒だったのだ。


正男「予想はしていたが、まさか既にここにもルドア達の魔の手が延びていたのか」


その白黒ペトモンと戦っている戦士たちの中にはレギュラーにとって見覚えのある者が何人かいた。



そのうちの一人。
黒い肌で全体的にグレーの衣類と帽子を身につけている男が
息を切らしながら剣で白黒のペトモン軍と戦っていた。



???「くそ!このムゲンペトモンとかいう奴ら、やけに強くないか?」





灰男
正男コントロールセンター




レギュラー4人「灰男!



灰男…キラット軍所属。「暗剣」を使い、正男たちと共に殺戮組織アームドクライムピープル(ACP)と戦う。
性格は能天気で笑わせているが、調子に乗る事があり、トラブルに巻き込まれることも。






彼とは別に武器を持たない二人組もいた。
そのうちの一人は紫色の毒オーラを出現させ、上空からペトモンの束目がけて衝突!
周囲のペトモン数匹をすっ飛ばした。





毒オーラの人「ああ・・・恐らくこいつらを率いる連中には、これまでの敵とは比べ物にならない何かがあるな」





もう一人は地上で戦っている。
炎を腕から出現させ、ペトモンを追い払う。





炎の人「だが数が多すぎる・・・一体いつになればこいつらを一層できるんだ・・・?」





メイパス

ジュラム
光る球




メイパス…破滅阻止軍の一人。毒属性で、武器は使わない。
ジュラム…破滅阻止軍の一人。メイパスの弟であり炎使いで、兄と同じで武器はない。








???4「みんな!もう少し持ちこたえるんだ!正男界の戦士たちの力を合わせて、この試練を乗り切るぞ!」










真利夫
正男の集い場




真利夫…正男兄弟の長男で防衛軍少佐。正男兄弟で一番頼もしい存在。
持ち前の冷静さ、勘、判断の素早さからなる指揮は何度も兵士達の士気を上がらせた。地属性。



灰男「分かってますよ、真利夫さん!」


クリス「どういうこと・・・?灰男とメイパス兄弟と真利夫さんがどうして一緒に?」


ザトシ「世界混雑がより一層強まったってことだよな」


浩二「とりあえず援護しよう!」


正男「ああ!」


そして正男達4人は人間側の援護にまわり
次々と∞ペトモンとやらを倒していった。


真利夫「あいつらは・・・」


真利夫がペトモンを倒した合間に正男達の存在に気付いたようだ。
その直後、背後から一匹のペトモンが襲ってきたがその時も警戒を疎かにはせず
速やかにそのペトモンを倒す真利夫。




〜〜




真利夫「ありがとう、みんな。それに久しぶりだな…」



一通り周囲の∞ペトモンは一層した一同。
∞ペトモンとやらがどうやって生み出されたものなのかは定かではないが
ルドア達が何らかの方法で生み出した兵士代わりのものであることは明白だった。



正男「……。」


浩二「真利夫兄さん、今この世界で一体何が起こってるの?」


真利夫「実は俺もよく分からないのだが・・・
     ここでは正男界で最強の戦士を決めるための戦いが行われているらしいのだ。」


ザトシ「ってことはまさかこれは・・・」


クリス「時空の覇者を誕生させようとしているってことなのかしら・・・」


真利夫「時空の覇者?何だそれは」


浩二「ああ、それなんだけどさ・・・」


浩二は真利夫たちにマスターから聞いた時空の覇者のことを話した。


根幹である『たった一人、正男界最強の戦士が決まった瞬間、時空の覇者が誕生する』という話は
真利夫たちの心の中に納得と驚愕の両方を芽生えさせた。

信じがたい話ではあるものの、辻褄は合っているからだ。


真利夫「なるほど、そういうわけか」


メイパス「すべての戦士を倒してその力を得ようとする奴もいるってことか・・・


灰男「おいおい、それじゃあまるでサバイバルじゃねぇか・・・」


ジュラム「そう・・・そんなサバイバルな世界に俺たちは巻き込まれてしまったのか・・・」


メイパス「だからこそ、それを止めようってことだな?」


真利夫「俺たちは気が付けばこのわけのわからない世界に連れて来られていた。」


灰男「実は、俺たちの仲間はこの世界でやられちまったんだよ・・・」


正男「何?何だって・・・? 」


真利夫「だからこれ以上犠牲者を出さないように、そして、この戦いを止めさせるために
      世界を元に戻すために今、生き残った戦士達を集めているんだ」


浩二「なるほど・・・」


真利夫「だが、それに反対する奴も多くてな・・・、今の浩二の話からすると
      奴らはその時空の覇者とやらの力を得るために次々と戦士を倒していってる、ということになるな」


ザトシ「俺たちは時空の覇者のことを聞いたってだけで
     この世界がどういう世界なのかはまだ聞いてないんだ。真利夫さん、この世界のことは分かったのか?」


真利夫「正直、この世界そのものについてはよく分かっていない・・・
      だが、時空の壁を越えて別の次元に連れて行かれることも多い。
      ・・・まるで全てのスーパー正男の世界を取り込んだ大迷宮だな。」


クリス「やっぱりここは、世界混雑の全てが詰まった世界・・・なの・・・?


真利夫「最初は信じられなかった。まさか、俺たちが住んでいるところ以外に
     別の世界が存在するということにな。だがそれから、異次元へ行くというゲートを見て
     信じたくなかったが、信じるしかなかった。お前たち4人が無数存在するということもな・・・。」


真利夫はふと、正男の方を見た。


真利夫「・・・正男よ、お前は俺の知っている"正男"とは全くの別人なのだろう。
     他の3人は俺らの世界で死んだりしてないから、俺のことは覚えているのだろうが
     正男は俺のことを覚えていない、そうだな?」


真利夫の言うとおり、そのサイトの世界での"正男"が死んでいる場合
今ここにる正男にそのサイトでの記憶は引き継がれないのだ。


正男「…ああ、その通りだ、俺は貴方のことを知らない…、すまないな。」


真利夫「謝らないでくれ。まるで死んだ弟に謝罪されてるみたいで辛くなる。」


灰男「そっか・・・そういや真利夫さんの世界での正男は死んでいるんだってな・・・」


浩二「・・・・・・。」





真利夫「まあ、ここで立ち止まっても危険だ。ひとまず安全な所へ行こう。
     今はとりあえず一人でも多くの仲間を集めよう。その経緯で何か分かることがあるかも知れない。」


浩二「そうだね」



このステージについて

最終章では通常ステージでキャラクターチェンジを搭載することにします。
Cキーで正男→浩二→ザトシ→クリス→正男…とチェンジが可能。
特技もそれぞれ正男は二段ジャンプ、浩二は走りが早い、ザトシは↓キーで急降下、クリスはゆっくり落ちます。


♪幻誘姫神
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