中間ストーリー7
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ナツミ「嫌やあぁぁー!ワタシがこんな若造に負けるなんてー!!!」
レン「若造って…俺とそんな年変わらねぇだろ?」
料理長「ま、まさかナツミさんの暴走を止められる方がおられるとは…貴方は一体…」
レン「フッ…w 名乗る程の者ではないさ…
そう…俺の名はレン…大地のハンマー使いだ!」
クリス「名乗ってるし…」
〜〜
料理長「ところで、ナツミさんに用事というのは…」
ミハリア「ええ、実は私たち今、大時空軍という大きな勢力と戦ってて、一緒に戦ってくれる仲間を集めているところなんです。」
ナツミ「ほう、それでワタシの武力も欲しいと?」
クリス「というか、仲間が多い分食料も必要だし料理人が居てくれたら頼もしいかなという話になって…」
ナツミ「なーるほど、話は分かった。
ところで…お前さん、どっかで見たことある気がするんやけど、気のせいか…?」
ナツミはクリスの顔をじっと見つめる。
クリス「き、気のせいじゃないかしら…」
ミハリア「?」
レン「何なん?お前ら知り合いか?」
ナツミ「いや、ちょいとお前さんに似た奴とちょっとした因縁があってな。まあ気のせいならええんや。
ところでどうや?お近付きのしるしに、ワタシが一品料理を振る舞ったる!」
レン「本当か!」
料理長「お待ちください!料理なら私が…」
ナツミ「料理長は黙っとき!これらワタシの個人的な気持ちなんや!」
料理長「は・はぃぃぃぃぃ!!!」
と、いうわけで…
3人が食卓に座り、そこに出されたのはごく普通のハンバーグステーキ。
レン「これはこれは、なかなか美味しそうな…」
クリス「ていうか私たち、こんなことしてていいのかしら…」
ミハリア「まあお腹が空いては戦はできないとも言うし、時々はこうして休まないとね?」
クリス「にしても息抜きのタイミングが…」
レン「まあいいじゃないか。てなわけでいっただっきまーす!」
そしてレンは右手にナイフを持ち、切ったハンバーグを左手のフォークで口に運んだ。
レン「うん!
不味い!」
【速報】料理が殺人的な腕前の人3人揃う
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【速報】料理が殺人的な腕前の人3人揃う
【速報】料理が殺人的な腕前の人3人揃う
ナツミ「いや!死ぬほどやないから!」
クリス(それなりに自覚はあるのね…)
死ぬほど不味いわけではないがナツミの腕前は微妙なものらしい。
このお店がそれなりに繁盛しているのは恐らく料理長のお陰なのだろう。
ナツミ「で、ワタシに用があるみたいやけど何なんや?」
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ナツミ「なるほど…、それでワタシたちがお前さんたちの飯を作って欲しいと。
でもその話じゃ相当人数おるんやろ?ワタシたちだけじゃどうにもならひん。手伝ってくれる人も居てくれないと。」
ミハリア「その辺は大丈夫よ。WPSには人がいっぱいいるし、あなたたちが指示を出してくれれば
人数分の美味しい料理が作れるはずだから!」
レン「別にそこまで手をかけて美味しくしなくてもいいんだけどな…、人数分の食べれるレベルのものがあれば。」
ナツミ「分かった。キッチンナツミのメンバー全員でアンタらのために料理作ったる!手伝いよろしくな!」
クリス「交渉成立ね。」
ナツミ「ああ、食材調達もできる限りするが、人数分足りないやろうしそこも手伝って貰うわ。」
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ちょっとした交換条件が出来たが、キッチンナツミのメンバー達を仲間にすることに成功。
その中心人物のナツミという少女は何かと騒ぎを起こしそうだがいざというときには頼もしい戦力になってくれるだろう。
戦力…、そう、ここ重要。調理力でゎない。
さて、ここで視点を変えるとしよう。
ザトシとディレイルは有力な科学者を味方につけるため、ある研究所に向かった。
その研究所に居る者たちとは…?
♪Hamienet