オープニング
〜はじまりの日〜



"taku & masao"の世界。


それはこの物語では『始まりの世界』とも呼ばれる。


そう、正男がいる世界はWPSから見る限り一番古い世界。


すなわち一番最初にストーリー正男が生まれたサイトということ。


しかし、現在は閉鎖してしまっているので本編の第一章をプレイしてもイマイチ話がついていけない人も少なくないだろう。


そこで今回登場している"融合せし正男"に回想をしてもらうことにしよう。


今回のお話はニセマサオが現れる前のお話である。


本当はニセマサオ登場の『スーパー正男サンシャイン』を披露したいところだったが復元不可だったので代わりに正男ウィンターを語ることになった。



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〜WPS中央司令部 休憩室〜


ヨシキ「何?あいつが今何処にいるかって?」


レニウス「今は何もすることがない。どうせならあいつに会って少しでもあいつのことを知りたいんだ」


ヨシキ「まあ、休憩時間だから反対はしないが・・・
     というか第八章で初めてあいつに会ってから興味津々だなお前」


〜〜


レニウス「おぉ!君が世界の冒険者正男か!
      こんなところで会えるとは感激だ!!」


〜〜


レニウス「そうかな?」


ヨシキ「とにかく、あいつの行方は掴んだ。俺が今から言う場所に向かえば会える。」


ヨシキがレニウスに"あいつ"の居場所を伝えた後
レニウスは退室し、某世界へと向かった。






レニウスが会いたいと言った人物は正男・・・。



〜某世界 神社下の鳥居の前〜


レニウスがやってきたこの世界。
具体的に何処の世界かは記載しないが、実在する正男サイトの世界ではないことを主張しよう。


レニウス「正男がこんなところに・・・一体何を?」


真っ赤な夕焼けに照らされる地面を歩き、辿りついたこの神社。
人の気配は一切無いのでイベントがあるというわけでもなさそうだ。

じゃあなぜ正男はこのような場所に?お参りでもしているのだろうか。

レニウスは不思議に思いながらも神社の敷地内に入った。


そこでバッタリ正男と会う。
正男一人だ。浩二やザトシ、クリスを連れてはいないし、周りには人すら誰もいない。


正男「レニウス!何でこんなところに?」


レニウス「ちょっと話がしたくなって会いに来たんだが、正男こそなぜ神社に?」


正男「今回の冒険の黒幕は相当手ごわいからな・・・
    こういう場所で、お参りでもしとかないと心細いっつーか」


レニウス(魔道学者って科学者のようなものなのに神頼みなんてするのか
       結構不思議なこともあるもんだな・・・まあ俺も同じだが)


正男「ところで、話ってのは何だ?ルドアのことか?」


レニウス「いや、そんな話じゃない。
       WPSはヒマでやることが無いから暇つぶしに来たんだが
       そこまでしてそんな話したって面白くないだろ?w」


正男「じゃあ、雑談か?」


レニウス「まあ、そんな所か。本題に入るが
      今の君って融合してて記憶も全て同化されてるんだよな?」


正男「それが、どうかしたのか?」


レニウス「前から気になっていたんだが、その記憶の中で最も古い記憶というのは分かるのか?」


正男「どういう意味だ?」


レニウス「もしそれが分かれば、君が一番最初に活躍した冒険の話を聞きたいと思ってね」


正男「そういうことか。しっかし、あんたも物好きな奴だな。俺の過去なんぞ聞きだすとは」


レニウス「WPSもルドアの情報がないときは大抵暇でね。
       退屈しのぎにあんたの話でも聞こうと思ってな」


正男「そうだな。今俺の中にインプットされている記憶の中で一番古いのは・・・」






To Be Continued...





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