100人組み手


ストーリー

〜WPS南方司令部〜

───ええい、こんな危ない所になんかいられるか!!

第十章の最初で南方司令部へと異動してきたイーグルアイ。
彼は元・北方司令部だったのだが、訳ありで南方へ異動した・・・。


〜初めて南方司令部に来たとき〜

オルフ「ここは私がいる限り医療は万全な体勢を整えております…。
     だから任務遂行の際は心配せずに怪我をして来て下さい…私が痛ぁーく治療してあげますから…
     クッw…クク…ククククククク…ww」

剣鱗「彼の治療は物凄く痛いけど、どんな怪我でも病気でも治してくれるんだ。」

イーグルアイ&ホトケ丸(怪しすぎる…絶対にこいつの患者にだけは{なるまい…(イーグル)}{なるわけにはいかへん…(ホトケ)})


〜〜

冗談じゃねぇ!!

あんな危ない医者のいるところで勤務してたら命が幾つあっても足んねぇだろ。精神が崩壊するわ。

とにかく、奴に気づかれる前に南方司令部から抜け出し…

ガシッ!!


???「おっと手が…


イーグルアイ「(゚Д゚; )


イーグルアイは背後から頭を片手で掴まれた。
振り向くことはできないが、誰に掴まれたのかは声で分かった。


オルフだ。


オルフ「どうしたんですか?イーグルアイさん。
     まさかここから逃げ出そうなどと考えているわけではありませんよね?」

イーグルアイ「いや……それは…その…アハハハハ…w」

オルフ「逃げ出そうとする者は勤務放棄とみなし私から痛くお仕置きしなければなりませんね…クククw


イーグルアイは気が付くと走り出していた。
指令室に向かって走って行った…。


〜指令室〜


剣鱗「アッハッハ!!逃げ出したはいいが見つかっちゃたのかw そりゃドンマイ!」

剣鱗は大笑いしていた。

ホトケ丸「おいふざけんなよイーグルアイ!!逃げ出すとは!」

剣鱗「まあ、それはそうだよな」

ホトケ丸「何故俺を誘わなかった!!

剣鱗(怒っているのはそっちが理由か…(^^;)

イーグルアイ「だって明らかに危ねえだろうあの医者!」

ホトケ丸「確かに、あれは普通じゃないよな」

剣鱗「HAHAHA!何も怖がる必要はないさ。
    別に命取られるわけじゃないんだし」

イーグルアイ「何でお前はそんな呑気なんだよ!大体『彼の治療は物凄く痛いがどんな怪我でも治る』っていう
         情報自体がうさんくさすぎるんだよ」

ホトケ丸「仮にそれが本当だとして、治療が痛いのは事実…お前はそんなオルフが怖くないのか?」

剣鱗「いや……それはまあ…あれだ…
    俺がここに入りたての頃はよくあの医者には世話になってたんだけど…
    もう何回も餌食にされたからいい加減慣れちまったんだよな、HAHAHAHAHA!!!」

イーグルアイ&ホトケ丸「慣れって怖エェェ!!


剣鱗「そんなに彼の治療を受けるのが嫌なら、まず怪我をしないようにしないとな」

イーグルアイ「それが出来たら苦労しねぇって…」

剣鱗「いや、そうでもないぞ。この南方司令部ではひたすら敵を倒していくという修行ができるんだ」

二人「修行?」

剣鱗「ああ、俺の部下達が束になって相手してくれるさ」

ホトケ丸「だがそれって、WPSソルジャーが相手になるってことやろ?
      だとすりゃ、大量に怪我人が出るってことやないんか?」

剣鱗「いや、WPSソルジャーじゃない。相手をするのはプログラムで動く戦闘員みたいなものだから大丈夫だ。
    むしろ、そのWPSソルジャーですら修行に役立てているシステムなんだ」

イーグルアイ「それはいいな。ぜひ俺もその修行をしてみたい」

剣鱗「案内しよう、こっちだ」

剣鱗は指令室の外へと向かったので二人も彼について行った。
しばらく廊下を歩いた後、剣鱗は組手室と書かれた扉の前で止まった。

剣鱗「ここだ」

3人は組手室へと入った。

〜〜

中に入るとそこにあったのは何やら放送室みたいな部屋だった。
横に長いシステムがズラーっと並べられており、その奥には窓ガラス。
窓ガラスの奥には何やら広い空間が見えた。

その空間で修行をするのだろうな。


イーグルアイ「よし、俺が行こう。」

剣鱗「分かった。じゃあ奥の部屋に入ってくれ。」

イーグルアイが窓ガラスの奥の空間に入る。
空間の中は何の変哲もないブリキ的な部屋だった。でも…

剣鱗がシステムをいじっている。
そして剣鱗が一度手を止めると感慨深そうに言った。

剣鱗「…俺がこうして奴らを呼び押せるのはいつ以来だろうか、久々だな……。よし…
    ナゾノザコ軍団、出撃せよ!


剣鱗がその言葉を言い終えた後にボタンを押すと
イーグルアイのいる空間の景色が変わった。

空の上に浮かぶ小さな無人島の上にイーグルアイはおり、辺り一面草原だった。


イーグルアイ「こ・これは・・・!」

ホトケ丸「すごい・・・近未来的なシステムやな」


その空間の外にて、剣鱗と一緒にいるホトケ丸も驚きを隠せなかった。
その直後、紫色の人型の軍隊が舞い降りてきた。


イーグルアイ「なるほど・・・これがプログラム的なあれというものか」

剣鱗「聞こえるかイーグルアイ。それはナゾノザコという種族で俺の部下だ。
    彼らを100体倒すとクリアだが、それまでにどのくらいの時間が掛かるかを競うルールだ。

イーグルアイ「よし、いっちょ頑張ってみるか!」
















剣鱗(100体倒すことが出来ず、ゲームオーバー→怪我をする→オルフの餌食に…















    もし100体倒せなかったら面白そうなことになりそうだな(^Д^ 


ホトケ丸(・・・お前、何か楽しんでないか?)



ミッション

ナゾノザコを100体倒せ!


♪Boogie3
from nerve

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