中間ストーリー3 (2/3)


その頃、正男、浩二、美姫は…



浩二「ついたよ。」


メタルマサオの居場所を突き止めるために、おいさとのレーダーをハッキングする。
そのため浩二の小型飛行機"スピン号"で、ナイトメアシティにあるおいさとの旧本拠地に行くこととなった正男達。
もっとも、このときはまだ正男達は"謎のロボット"の正体がメタルマサオだということは知らないのだが・・・。

マッシュタウンにある正男達の家に付いた。
ここには正男と浩二しか暮らしてないので中に入っても特に人はいなかった。


玄関。あまり広くないが、廊下の角を曲がると地下室へと続く階段があった。
3人はそこを降りる。
階段を降りきると、浩二はラボ(研究室)へと続くドアのドアノブを捻り、開ける。



〜地下室 浩二のラボ〜



電気を付けた。壁も床も白いため、光の反射で地下室にしては明るかった。
まず最初に部屋の中心にパソコンの置かれたテーブル、そこに据えられたパイプイスが目に映る。

さらにその近くにはホワイトボードも置いてある。
これは浩二が正男や哲郎に理論を説明するとき等に用いられる。
そのホワイトボードには相変わらず化学式などが書かれており、正男はまだしも、美姫には全く理解できないものだった。

部屋の端には棚もあり、科学の専門書やフラスコ等、実験用具と見られるものが置いてあった。



浩二「ちょっと待ってて」



浩二はそう言うと奥にある分厚い自動ドアへと近づく。
すると、ドアは左右に裂かれ、その先には小型の飛行機があった。
それこそが浩二の言う"スピン号"であろう。
席は1列に3つの席があり、丁度いい大きさだった。

ちなみに飛行機のある部屋にはパッと見天井がない・・・と、思いきや
すごく高い所に天井・・・というより、ハッチの出口のようなものが見えた。
恐らく発進するときにはそのハッチのようなモノが開き、空へと飛び立つのだろう。



美姫「スピン号って3人乗りなんだね。」



浩二「出発しよう。兄さん、美姫、僕の後ろの席に乗ってくれる?」



二人は浩二の言うとおり、飛行機に乗った。
浩二も操縦席に乗り、エンジンを掛ける。そして…






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♪Ace Attorney: Trial (XG)
Nintendo DS「Phoenix Wright: Ace Attorney」より
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