中間ストーリー5
〜超絶防衛軍〜


ナイトメア「闇の力は俺の方が断然上のようだなw」


ゼドル「くそ・・・・」


ゼドルはナイトメアと戦っても今までどおり苦戦せずに余裕で勝利する。


そう思っていた。だがこの世界での戦いはそう簡単にはいかない。
ゼドルは本気で戦って生まれて初めて敗北したのである・・・


ナイトメア「逃げるのなら今のうちだぞw」


ゼドル「誰が逃げるか!誰が!!!


ゼドルはそう言い終えると、剣を構えながらナイトメアに向かって全力で走っていく。
しかし!そこへ突然ライが割り込み、ナイトメアの方をむきながらゼドルに言う。


ライ「ゼドル、このままではナイトメアに殺されてしまいます。」
ゼドル「俺は今コイツと戦っているんだ!邪魔をするな!


ライ「ゼドル、あなたが今どういう状況に陥っているかわかっているのですか?
    決してあなた一人で何でもできるだなんて思わないでください。」


ゼドル「・・・・・・」


ライ「言った筈です、自重するように」


ゼドル「・・・チッ、わかったよ」


ライ「ゼドル、ロバート、あなたたちは次の世界へ行って下さい。ナイトメアは私が片付けます。
    真利夫と龍飛は防衛軍の基地に戻ってください。」


ナイトメア「偉そうな口叩きやがって、さっきからお前のことを見ていては腹が立ってくる」


ライ「知ってます。あなたの表情に微かに変化が見られましたからね。」
                              ↑視力6.0ww


ナイトメア「貴様と話していると気が狂ってくる。早いうちに決着をつけよう。ナイトメア・ジェイル!」


〜〜


ナイトメア「ほう・・・予想以上の強さだなw
       だがこの姿でも第一覚醒に過ぎん
       俺はまだ本気ではない」


ライ「そのような無意味な報告はしなくて結構です。
   君が本気を出そうが私に勝つことはできませんからね」


ナイトメア「いい度胸してるじゃないかw
       なら本気を見せてやるよ・・・w
       第二覚醒!!


突如、不気味な闇がナイトメアを包み込み
その数秒後にそこから現れたのは第二覚醒を終えたナイトメアであった。

ナイトメア「さあ、最後の決着だ!
       ナイトメア・トーチュア!!


ライ「デーモン・ブラスト


ナイトメアが出した技は邪悪な闇が相手を包み込み
その闇が敵を容赦なく攻撃するという恐ろしいワザである。
それに対してライが出した技、それは
異次元から魔物を召還し、相手を攻撃するというワザであった。


ナイトメア「魔獣召還か、面白いw
        そんな魔物すぐに追い払ってやるw」


しかし、ライが呼び出した魔物はナイトメアのワザを上手くよけ
魔物はナイトメアに向かって突進した。そして見事に直撃したのである。
その時ナイトメアは倒れそうになりながらもナイトメア・トーチュアで
魔物を必死に攻撃し、なんとか魔物を倒したのである。
だが今のナイトメアはろくに動くことができない。


ライ「これで終わりですよ
   メテオディビジョン


ライがそう唱えると上からワープウォールのようなものが現れて
そこからは隕石のようなものが大量に降ってくる・・・
ナイトメアはそれを全部よけきるつもりでいた。
だがナイトメアはさっき魔物と激突したダメージでろくに動くことができない。
そしてメテオはナイトメアと衝突し、とうとう彼は床に倒れこんでしまった。


ナイトメア「ぐ・・・、最高神である俺がこんなあっさりと負けるだと?
       こんな馬鹿な話があるのか!?」


ライ「相手が悪かったようですね」


ナイトメア「だがこっちには闇水晶がある!
       今こそこれを使うときだ。
       さっきはあのゼドルとか言う奴を洗脳しようかと思ったが
       もっと役に立ちそうなのが目の前にいるからなww」


ライ「・・・・・・」


ナイトメア「さてと、ライといったな。
       今貴様を十二使徒に加えてやるよww

       闇の魂よ、汝の主を蝕め!


闇水晶によってライは洗脳されてしまった・・・

かのように見えたが・・・・・・


ライ「闇水晶を使用しようがあなたの魔力など、私には通用しませんよ。」


ナイトメア「馬鹿な・・・!!
       これだけの闇の力を受けて洗脳されてないだと?なぜだ!」


ライ「貴方は大量の闇の力を捧げることで人間を洗脳する・・・。
    しかし、私を洗脳するには全然魔力が足りない。
    もっとも、私は洗脳防止スキルを持っているのでどちらにしても洗脳されることはありませんがね。
    それに私達の目的は貴方を倒すことではありません。
    ここであなたを倒すとこの世界での物語が成り立たなくなる・・・
    さて、私も他の世界での用事がありますので退散させていただきますね。」


ナイトメア「待ちやがれ!」


ナイトメアがそういい終えるか否か
気がつくとライの姿は消えていた。


ナイトメア「随分と厄介な相手に出会ってしまったものだな・・・」


〜〜


その頃、紅鳳は・・・


紅鳳「何とか片付いたな。
     みんな、ご苦労だった。兵士の様子はどうだ?」


兵士1「ハッ!兵士は300人中怪我人がおよそ100名、幹部が出くわさなかったせいか、死者は出ませんでした!」


紅鳳「死者がゼロ?それもまた珍しい出来事だなw
    まあ、今回はみんな無事なんだ。無事を祝おうじゃないかw」


兵士達「イエーイ」


紅鳳「さて、後は龍飛たちがどうなったかだな・・・
    連絡を入れてみよう」


その後、無事に防衛軍は合流し、基地に戻って次の任務の準備へと取りかかるのであった。


〜〜


ここでナイトメアを中心とする第二章は幕を閉じる。
ライたちが戦う寸前、ゼドルたちは魔窟から脱出し
その数分後、ワープウォールを見つけ出し、次の世界へとワープしたのである。
いったい彼らは何処の世界へ向かっているのか?当分は謎であろう・・・




第三章へ


♪Cross Fight
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