中間ストーリー8
〜目標を持たない男たち〜



MMOと呼ばれる男は黒い男によって消滅した。

黒い人「なんとかこいつは片付いたか・・・この先のMMOも消さなければな」


正男「待ってくれ!」


黒い人「ん・・・誰だお前は! まさか新種のMMOか!?」

正男「違う!俺はそのMMOとか言う奴について話が聞きたいんだ!」

黒い人「おまえ、MMOのことを知らないのか?」

そう、ここは元々正男がいなかった世界
よって彼はMMOのことをしらないのである。

正男「俺はこの世界の人間じゃない。別の世界から来たんだ」

黒い人「別の世界から来ただと!?」

正男「ああ、すべての世界を救うために旅をしているんだ。だからこの世界について教えてほしい」

黒い人「この世界のことはよく知らないが、俺らの世界にはMMO(目標を持たない男)が大量発生していた

      そこで立ち上がった俺たちはMMOバスターズを作った。俺はその会長だ」

正男「この世界のことはよく知らないってどういうことだよ、まさか・・・?」



会長「ここは俺らの世界じゃない!



正男「なんだって!?いったい何があったんだ?」

会長「何年か前、俺はMMOを追って古代遺跡に行った。そこにあった謎のクリスタルの封印を解いた

     だがそこに封印されていたのは”目標の無”の力だったんだ。

     それを知った俺たちは急いでMMOの親玉『S・MMO』を追ったが

     結局止めることは出来ず、俺たちの世界は”無”と化し、全ての目標、希望が消え去ってしまった・・・



      くそ!俺があの時封印を解いていなければ・・・!


さっきまで元気だったはず会長が過去のことを悔やみ始めた。
あれから数年経った今でも後悔しているようだ。
無理もない、自分のせいで世界を無にしてしまったと思っているのだから。


正男(ということはここは”WTYゲームランド”の世界じゃないのか。だとするとここは何処だ?)


会長「その後、気づいたら別の世界にいた。それがここだ。俺らの世界の一部も混ざっているが・・・」

正男(!! 世界が混ざり始めている! これはまずい!! はやくこの世界の敵を倒さないと・・・)

正男「会長、落ち着いてきいてくれ、いろいろな世界が混ざりあっている!

    このままだとMMOどころが他の敵にまで世界を支配されてしまうぞ!」



会長「それは大体予想がついてた・・・MMOを倒す旅をしていたら見覚えのない寒地にいたりしたからな」

正男「とにかく、俺も手伝うから早くS・MMOを倒しに行くぞ!」

会長「そうだな」



MMOのことを知った正男はとりあえず親玉を倒すことを決心し、会長と共に行動することとなった。

ここで目標を持たない男たちとの戦いが幕を開ける。

次へ


♪「Chrono Cross」より Chrono Cross~Scars Left By Time~
from VGMusic

inserted by FC2 system