中間ストーリー21
〜人権の座〜 (2/2)
キラット「どういうことだ?」
ロバート「横切って申し訳ないんですが
僕、見てしまったんです。
ゴッドアイより遥かに強い人間が時空を超えて逃走するところを・・・」
正治「ゴッドアイより遥かに強い・・・?
兄貴たち、他の世界に逃げたそいつを追うのか?そんなの無茶だろ!!
さっきの戦いを見ると確かにゴッドアイと互角には戦えてたみたいだけど」
キラット「だがお前たちがいない状態で
またゴッドアイ自身が攻めてきたりでもしたらどうするというんだ?」
正男「倒せなかったとはいえ・・・
奴には大きなダメージを与えた
暫くは大人しくしてくれるだろう。」
エミー「浩二・・・行っちゃうの?」
浩二「僕達でなんとか世界の歪みを元に戻さないと
この世界の人間はおろか、他の世界の人間までもが消えちゃうかもしれないからね
だからエミー、ひとつだけ約束して・・・
僕たちが戻ってくるまで、できるだけキラット軍で安全に過ごしていて欲しい」
エミー「わかった、約束するわ・・・」
キラット軍一同は次々と飛行艇内部へと足を運んだ。
正男達4人とロベルトは、出入り口視界に詰まったキラット軍一同と顔を合わせ、うなずき合うと
扉は閉まり、飛行艇が発進した。
正男「終わったな・・・この世界での戦いも・・・」
ザトシ「そうだな・・・」
ゼドル「俺たちもそろそろ失礼しよう」
正男「あれ?お前俺と戦いたいんじゃなかったのか?」
ゼドル「俺はお前の実力に興味深くなっただけだ
疲れきったお前と戦ったところで、何も意味はないだろう
正男よ、俺と戦うまで生きてろよ」
そういうとゼドルとロベルトはその言葉と共に去って行った・・・
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レギュラー4人が揃い、戦いは終わった。
WPSとゼドルたちの協力により、ルドア達こそ逃がしてしまったものの
矛盾を残すことは無く、この世界での敵も撃破された。
それによってこの世界は、ひとたびの平穏を取り戻したのだろうか。
しかし、天がそれを明かすことは無く、この世界での冒険は幕を閉じることとなった・・・。
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♪freedom
第2回 HAKさんの作品より
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