地獄の墓地

画像提供:Ten Years Ago/平安貴族の平安京(閉鎖)


ストーリー


WPSのメンバーで決めた結果、本戦力とは違った仲間を集めることになったクリスとミハリア。
その理由わけとは…。

クリス「いくらグループ分けって言っても、女二人って…レディ2人を危機にさらすなんてこのグループ分けは一体どうなってるのよ!」

ミハリア「あら、そこは大丈夫よ?私のことは女だと思わなくていいから」

クリス「そ、そう?まあミハリアさんがそう言うのなら頼もしい限りだけど…」


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先程のWPSにて…


レニウス「そういえばさー、俺たちはこれまでにない数の仲間を集めているわけだろ?
      そしたら食料が足りなくなってくると思うんだけどさ、その辺どうなんだ?」

ヨシキ「確かに、WPSにある分の食材・調理人はWPS職員の人数分でしかない。
     戦力ばかりでそこら辺のことを考えてなかったな・・・」

ディレイル「別に料理なんか誰でもできるんじゃねーのか?食材さえありゃ何とかなるだろ」

レニウス「ちょっと!」

ディレイル「あん?」

レニウスはディレイルの首に腕を組み耳打ちした。

レニウス(あの悪夢を忘れたのかよ!俺たちの仲間には殺人的な腕前の奴がいるだろ!
      またあんな変な料理食わされるのは俺はゴメンだぞ!)

そう言いながらレニウスはミハリアを見やった。

ミハリア「 (*・v・) ・・・?」

ディレイル「そ・それは確かに問題だな…よしヨシキ!今から調理人と食材持ってる奴の行方を調べろ!」

ヨシキ「ディレイル、今のはダジャレか?よしヨシキって」

ディレイル「いいから調べろ

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クリス「そして出てきたのがナツミという料理人なわけだけど…」

ミハリア「料理なら私が作るのに…」

クリス(ディレイルとレニウスから力説されたけど、やっぱりミハリアさんて自覚ないのかしら…)

クリス「まぁ、とりあえず私たちの仲間に調理人が居てくれたら私たちが戦いに集中できるから助かるのよね
    そのナツミさんって人は"キッチンナツミ"というレストランを経営してるみたいなんだけど…」

???「料理?料理なら任せろ!オレが振る舞ってやるよ!!」






レン
平安貴族の平安京






ミハリア「まあ!貴方料理ができるの?」

レン「おうっ!!!任せろ!たとえばここに卵がある!(卵とボールを取り出す」

クリス「どっから出したの…」

レン「そしてそれを割ってボールに入れるっ!!」


ガッ!(卵を割りボールに入れる音)


レン「あっ・・・」


レンがボールに入れた卵の黄身は何と、崩れていたのだ・・・。


クリス「・・・・・。」

ミハリア「・・・・・。」














レン「こ、これはだな…そう!
    ブレイク法と言ってな、あえて卵の黄身を崩すようにして割る方法なんだよ!」


ミハリア「まあ!そうだったのね!すごいわ!あなた本当に料理上手なのね!」


クリス「嘘教えないで頂戴あとミハリアさんも信じないで!


〜〜


クリス「で、貴方結局全然料理できないじゃない」

レン「おう!何しろ家庭科の成績1だったからな!」

ミハリア「まあ、一緒ね!私も他の教科は満点だったけど家庭科の成績だけはどうしても1以上取れなかったのよ!」

クリス(・・・えっ?)


♪Level 1
Sega Genesis『Ghouls & Ghosts』より
from VGMusic

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